AXI-Motor  AXI2212モーターのベアリング交換

AXIモーターのベアリング交換を頼まれたのでやってみました。
八田さんのHPにベアリングの交換方法が出てましたので参考にさせて
もらいました。八田さんのHPそのもの R/C EXPLORERはここです。

少し方法を変えましたので交換方法を改めてお知らせしておきます。

戻る    製作記録の目次に戻る    ホームへ戻る


ベアリングはシャフトの前後に2つあります。交換パーツも2つセットで購入できます。
今回のモータにはステータ抜け止めのスペーサーとCリングが無かったのでこれも購入しました。
買ったのは昨年シャフト交換でもお世話になったリトルベランカリトルベランカさんです。
ベアリングセットが@¥1,029(税込み)、スナップリング+ワッシャーセットが@¥210(税込み)でした。
交換の方法などを書いたマニュアルはありません。
こちらのベアリングがダメ 今回はコイル側のベアリングがくたびれていて
ゴロゴロと音がしていました。
なお、外側のローターと内側のステーターを分解する
まではシャフト交換と同じです。

交換パーツには前後2つのベアリングがセットですので
今回のように1つだけが不良でも両方とも交換して
しまいましょう。
6角レンチでたたき出し 八田さんのHPで書かれていたようにコイル側でない方
(フロント側)を6角レンチでたたき出そうとしました。
なお、この時必ずコイル側でない方から初めて下さい。
コイル側からではコイルを切ってしまいます。

写真の3mmを回すレンチでは細すぎました。
ベアリングとハウジングの間にレンチが食い込んで
上手くいきませんでした。

下敷きにしているのは蒲鉾板です。
3mmボルトでたたき出し もう少し太めの6角レンチなら上手くいきそうですが
わたしは3mmボルトでたたき出すことにしました。

ベアリングはかなりきつい嵌め合いです。
少し気合いを入れてたたかないと外れません。
コイル側のたたき出し フロント側のベアリングが外れるとかなり太い穴に
なりますので、今度はプラスドライバーが使えます。

蒲鉾板を2重にしてコイルに傷付けないようにして
フロントのつばを引っかけてたたき出します。
ベアリングが外れました
ベアリングが2つとも外れました。

交換パーツの新品のベアリングを嵌め込みます。
外すときに苦労しましたが嵌めるときはベアリングを
ステーターに合わせて万力に挟んで押し込め
簡単に嵌め込めました。

わたしは奥まで入ったか不安でしたので、外した
ベアリングを重ねて蒲鉾板をクッションにして
更にハンマーでたたき込みましたが、万力だけで
充分奥まで入っていたようです。
スペーサーとCリング
後はローターとステーターが分解しないように
スペーサーとCリングを嵌めるとできあがりです。

これはシャフト交換と同じです。
これでベアリング交換が出来ました。今回大活躍したのは蒲鉾板でした。
戻る このページTopへ 製作記録の目次に戻る ホームへ戻る