3点式フロートの製作 5月には水上飛行会が始まります。今年は何を飛ばそうかなと考えていて、 最近ロールアウトさせたノイスJr.がいかにも水上が似合いそうに思いました。 が、待てよ! つい最近初飛行を済ませたばかりなのに、わたしの腕では そのまま猪苗代湖の藻くずとなる可能性が大・・・ 方向を変更してモスキートモスに3点式のフロートを履かせることにしました。 |
フロートを作ろうと思いましたが、何分全く知識がない。こういうときは小型水上飛行機を次々作っている MORIDEL Worldの超ベテラン・M崎さんにお縋りするしかない。早速、厚かましくもメールを出しました。 直ぐに、図面も含め、フロート容積や重心位置など親切なお返事を頂きました。これで作れます。m(_ _)m |
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これが頂いた図面です。 発泡で作るのが良いですよと書かれていましたが手持ちの発泡もないし、今まで発泡を切り出した事もないので、全部で100g以下を目標に手慣れたバルサで作る事にしました。 幅を50mmにすると3本で1150cc、わたしのモスは 空撮用のカメラを外すと全備重量が600gなので これで喫水が1/2程度の余裕の大きさです。 親切に容積を増やす場合は高さではなく幅を増やす方が プレーニングまでのパワーが少なくて済むと教えてくれていました。 空撮用のカメラを積んだまま飛ばすことも考えて幅を 60mmにする事で原寸図に書き直しました。 |
5月19日(土)、猪苗代湖で飛ばしてきました。完璧です! | |
自画自賛ですが、完璧です。思い描いていた通りにテールが水面を離れると軽々と離水していきました。 水中舵もありませんが舵は充分効きます。着水で跳ねるのを心配してましたが全くの杞憂でした。大満足! |
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空中での挙動も陸上機より安定しています。多分、フロートが下にあるせいでしょう。 イヤァ〜、もう一度言います。完璧です。大満足!! 完 |
4月21日(土)、後は実際に飛ばすだけになりました。 | |
今日は晴れてましたが、朝から凄い風! 飛ばしに行くのを諦めてフロートの続きをやりました。 これが完成した姿です。主翼の上が禿げちょろけに見えますが、これはモスが3年目に入って 経年疲労でプランクが割れ赤いフィルムが無かったのであり合わせのフィルムでの修理跡です。 こうやって見ると可哀想な感じです。もっと丁寧に直せば良かったと後悔しています。 3S−1500mAのリポを積んで重心位置を見ると、ラッキー! 全くバラスト無しで合ってます! |
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まず、部屋の外でフィルムの合わせ目に1:2に薄めた ラッカーを塗ってはがれ止めの処置をしました。 風が強くて乾燥中にもフロートが飛ばされました! 部屋に入って前のフロートを支える脚を止めるように堅木 を入れ、あり合わせのシートでピアノ線を包むようにして 止めるようにしました。 脚とステー(横木)の止めは先週の春の飛行会で頂いた カーボンを切って輪ゴム止め出来るようにしました。 |
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前フロートの取り付けの様子。 | 後ろフロートの取り付けの様子。 |
陸上機仕様と水上機仕様の切り替えは3分も掛からずに出来ます。カメラとフロートを装備して全備重量を 量ると790g、ちょっと重くなりましたがそれでもモスキートモスの設計重量より軽いので優雅な飛びが 予想できます。モーターもAXI2212モーターに換装しました。心配なのはモスの文字などがパソコンで印刷した フィルムシートなので水に濡れて流れ出しそう 上にコーティングすべきかな? 明日も風が強そうなのでテストフライトはゴールデンウィークになりそう・・・ 続く・・・ |
4月15日(日)・春の飛行会の日 一応完成しました。 | |
この日はクラブの飛行会です。競技が早く終わったのでフロートの続きをやることにしました。 このため飛行会のHPアップが遅れ、日曜に何度もアップを確かめに来た人にはお詫びします。 クリアラッカーとシンナーを1:2に薄めて3度塗ってはペーパー掛けして生地を引き締めました。 フロートを繋ぐステーは白で塗りました。前のフロート2本で2g増加、後ろは全く増減無しです。 ちょっとペーパー掛けをやりすぎたかも知れませんが生地はカンカンと乾いた音を立てる位堅くなったようです。 |
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手持ちのフィルムで張りに取りかかりました。 機体の胴体を張るのと同じですが、はがれ防止を考えて 張る手順を少し変えてみました。 側板→底面→上面 の順にしてみました。 (ひょっとして上面→底面が良かったか?) フィルムの重ね代は5mm程度と普通より多めです。 勿論、浸水防止のためですが、単なる気休めかな・・・ |
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前フロートの補助脚(2mmピアノ線)も含めて体重測定をしました。エアー抜きはニューム管です。 予想より遙かに軽く89gで仕上がりました。フィルムのはがれ止めに継ぎ目にもう一度クリアを塗れば完成です。 モーターもAXI2208/34→AXI2212/34に戻して、陸上でカメラも搭載して様子を見ようと思います。 続く・・・ |
3月25日(日)生地完成しました。 | |
今日は飛ばしに行く予定が朝から雨・・・ おかげで仕事がはかどりました! 突然、ここまで出来ました。前がテール用、後ろがフロント用のフロートで底面と上面をプランクすると生地完になります。 側板は2mm、上下面は1.5mmとしました。 胴枠は入れすぎですね、ムサシノ機なので、当然バルサで井桁組としました。 檜板が入っていますが、ここは機体に取り付ける時、木ねじで止める場所です。 |
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仮組みしました。フロント部の脚との連結にクリップを使っていますが、実際に飛ぶときはMODIDEL World流に タイラップで止めるつもりです。2本のフロートを繋ぐのに5mmのカーボンパイプを使うことも考えたのですが、以前に 位置決めが難しかったので今回は10mm×2mmの檜棒を2枚合わせてしてピアノ線が入る溝を掘って使いました。 なお、2本のフロート間隔は外側で計って40cmとしました。(転覆防止でもっと広げたかったのですがバランスが・・・) あれ!テールフロートの形が相当元の図面と違いますね。何とかなるかな・・・ 取り付けは無難に元々のテールスキッドを挟むようにして止めるつもりです。 |
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ここまでの体重測定をしました。 フロントフロートAssy:57g リアフロートAssy:13g この後はフロートにクリアを塗って、フィルム張りが残っています。 MORIDELさんのHPで見ましたら防水は外側にクリアを塗るだけで、内部はしていないそうで、 無精なわたしは「これだこれだ!」と早速まねさせてもらいます。(ん!、単なる手抜き?) 目標の100gは何とかクリア出来そうな状況です。 今日はここまで! 続く・・・ |